4月2日(土)に第6回美人画研究会を開催いたしました。

お陰様で昨年3月28日に第1回目を開催してから1周年となりました。毎回美人画を色々な角度から研究し、より深く楽しめるようになってきたと思っております。

 ご参加くださった皆様、応援して下さった皆様、皆様のお陰で1周年を迎えられましたことを、心よりお礼申し上げます。

 

<研究会の内容>

1.「多様な美人画に共通するしぐさと形」松永伸子 

美人画に多くみられるポーズとして「モナリザポーズ」「アピールポーズ」を取り上げ、そのポーズで描かれた絵画と女優の写真等を紹介し、込められた意味を解説。しぐさでは「髪をとかすしぐさ」など5種類を紹介。

 

2.「歌川国貞の描く美人」畑江麻里 

 川越の蕎麦屋で見つけた国貞作品に込められた意味を謎々形式で出題し、参加型形式で発表。落款や当時の資料から浮世絵を深く読み解いた。

 

3.「女優シリーズ・吉永小百合」

 数名が自身で描いた絵を並べ、描く際に意識したこと、見る側の感想、小百合スト原島先生によるエピソード、顔相鑑定池袋さんによる形の特徴紹介など、参加者全が自由に語り合った。

 

 

※この回の内容を池袋氏がブログにまとめてくださっていますので、そちらも是非ご覧ください。

http://blog.ikebukuroh.com/?eid=1311

 

 

 

  • 第6回美人画研究会は2016年4月2日に浜松町の会場で実施いたしました。