第24回美人画研究会 報告

■第24202095日<会場とZoom

 

原島博先生のご協力の下、五反田の会場とZoom会議の同時進行という新しい形式で行われました。


①江戸から現代までの女性表現に着目して、「浮世絵美人から林静一へ」の発表を畑江麻里さんが行いました。豊国や暁斎が裸体や骨格を意識していたこと、夢二の大きな手足が感情を語る要素であったことなど、興味深い内容でした。

 

②画像処理技術専門の栗原雄一さんが、その限界と未来を見据えて「人工知能が美人画を描く日は来るのか」を発表されました。画風変換アルゴリズムを学習させれば好きな画家風の絵は作れますが、自発的に生み出すことは難しそうです。

 

③私、松永伸子がモーフィングソフトで作成した「鳥毛立女から令和の美人画までの変遷」を発表しました。各時代の文化と画風を紹介し、美人画95枚のモーフィング(4)をお見せしました。