第25回美人画研究会 報告

■第2520201115日<森下会場>

 

①画材紹介のパート2で、水彩紙を松永伸子が、手描き→CG→油彩を斎藤忍さんが、水彩とアクリルを東観崎繚さんが紹介しました。水彩紙は自分に適したものを選ぶ必要性を感じ、斎藤さんのハイブリット技法はネット印刷を利用しての時間短縮効果に驚嘆。東観崎さんの2種の絵の具を混ぜてグレートーンのグリザイユを描き、それに着色する実演は拍手喝采でした。

 

②「美人画と多様性~それぞれの美の発見」というタイトルで、有色女性を美人画に描いた作品を持ち寄り、選んだモデルを紹介し、話し合いました。黒人女性独特の美しさは、肌の輝きと手足の長さ、原色や白色が似合うこと等で、実在女性の生き方に感動して描いた絵、力強さや特徴を表現した絵など多様な絵が集まり、活発な意見交換ができました。 (松永伸子)